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すでに世界はアメリカ抜きで動き始めた。日本はいつまでアメリカに縋りつくのか?アメリカの不在が露わにしつつある政治・経済の新しい現実を、綿密な取材と緻密な分析で明らかに。
[出版社商品紹介]
『日本権力構造の謎』でベストセラー著者となったウォルフレン氏が、日本人がまだ気づいていないアメリカの覇権の終焉を宣告。
第1章 アメリカの覇権は終わった
第2章 テロリズムは脅威ではない
第3章 グローバリゼーションは崩壊した
第4章 貧困撲滅という虚構
第5章 地殻変動を起こす地球経済
第6章 新しい現実の中での欧州連合
第7章 中国は信頼できるか?
第8章 虚構にとって代わる真実
ウォルフレン,カレル・ヴァン (ウォルフレン,カレルヴァン) Wolferen,Karel van
1941年オランダ、ロッテルダム生まれ。1972年よりオランダの高級紙『NRCハンデルスブラッド』の東アジア特派員、1982~83年には、日本外国特派員協会会長を務める。1987年、フィリピンのエドサ革命の報道でオランダのジャーナリズム最高賞を受賞。その後、フリーランスで『フォーリン・アフェアーズ』や『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』などに寄稿するとともに、アムステルダム大学教授を務める。日本社会のしくみを批判的に分析した『日本/権力構造の謎』(早川書房)は、日本のみならず世界10カ国で翻訳され、日本研究の必読文献として知られる
井上 実 (イノウエ ミノリ)
翻訳家。早稲田大学法学部卒。米国ミネソタ州マカレスター大学留学後、英字新聞記者を経て、中国遼寧省・大連民族学院に留学。その後、大連大学東北史研究センター研究員となり中国東北地域の現代史を中心とする研究に従事。英語および中国語の訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)