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■出版社・メーカーからのコメント
本書で扱う命題は、ただ一つです。それは、社会は人のためにあるのであり、人が社会のためにあるのではない。ということです。民主主義の世界では当たり前の理念のように聞こえますが、この理念ほど反故にされている約束はありません。小はサービス残業から、大はイラク・アフガン戦争における戦死まで、社会のために犠牲を強いられている人がなぜこれほど世界にいるのでしょう。その答えを考えて行くと、ある倫理にたどり着きます。働かざるもの、食うべからずこれはすなわち、社会のために犠牲を払ったものだけが、社会から糧を受け取る資格がある
第1部 「痛くない社会」への方法序説(なぜいま、貧困があるのか;社会相続という決定弾;所有から利用へ;労働2.0 ほか)
第2部 理想の社会をめぐって―対談アルボムッレ・スマナサーラ(全人類が悟るとき;だれもが幸福を勘違いしている;資本主義の未来;お金の本質 ほか)
小飼 弾 (コガイ ダン)
1969年生まれ。ブロガー/プログラマー/投資家。カリフォルニア大学バークレー校中退。1996年ディーエイエヌ有限会社設立、1999年オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)のCTO(取締役最高技術責任者)を務めた。2001年再びディーエイエヌ有限会社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)