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リーマン・ショック後の「100年に一度の大不況」で、日本の金融再々編が加速し始めている。いったい、「生き残る銀行」と「消え去る銀行」を分ける要素とは何か?これまで破綻・統合されてきた銀行の共通点とは何か?そして、あなたが虎の子の資金を預けているメインバンクは生き残れるのか?上下2巻で検証する、消え去った銀行から学ぶ「マイ・バンク」の行き着く先を見極める第2弾。
第3章 言いなり(りそなホールディングス(旧・大和銀行)―関西の問題行を一手に引き受けた「ゴミ箱」銀行。監査法人のひと刺しで即死;兵庫銀行―ライバルを見返すために、都銀を目指した「中興の祖」の暴走;九州親和ホールディングス(旧・親和銀行)―市民による、市民のための、市民の銀行が消えた)
第4章 同族(阪和銀行―戦後初の業務停止命令を受けて倒産した、関西一の“はんぱ銀行”;幸福銀行―創業者一族による、一族のための銀行。行名通りハッピーとはいかなかった;新潟中央銀行―「大実業家」とおだてられ、有頂天になった頭取の末路)
第5章 放縦(平和相互銀行―妖怪のオールスターが出演した買収騒動の顛末)
有森 隆 (アリモリ タカシ)
経済ジャーナリスト。1945年生まれ。1969年、早稲田大学文学部卒業。30年間、全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)