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バブル崩壊後、さまざまな経済事件が噴出し、暴力団と金融機関の共犯関係が浮き彫りになった。稲川会二代目会長・石井進と五代目山口組若頭・宅見勝。佐藤茂と伊藤寿永光。安原治、末野謙一、松本喜造ら「ナニワの借金王」…。闇紳士たちと金融機関は、どのように癒着していったのか。企業社会の闇をえぐる書き下ろしノンフィクション。
第1章 東の石井、西の宅見―経済ヤクザの首領(東の石井進;西の宅見勝)
第2章 東の佐藤、西の伊藤―オモテとウラの接点(東の佐藤茂;西の伊藤寿永光)
第3章 「ナニワの借金王」御三家(富士住建・安原治;末野興産・末野謙一;朝日住建・松本喜造)
第4章 マフィア・政界・金融、悪の三角地帯(阪和銀行の闇;ボーダーレス化する闇世界)
有森 隆 (アリモリ タカシ)
経済ジャーナリスト。1945年生まれ。1969年早稲田大学文学部卒業。三〇年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)