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おとな二人の午後

おとな二人の午後

ISBN-13 978-4-04-129436-9
ISBN 4-04-129436-3
著者名 五木寛之/〔著〕 塩野七生/〔著〕
出版社 角川書店
発行年月日 2003年9月
販売価格(税込) 823 円
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内容・コメント

イタリアのセンスを偏愛する五木さん。そこに三十年以上暮らし古代ローマ史に打ち込む塩野さん。人気異邦人作家二人が古都ローマを散策し、人生の宝物について談笑する。ブランド・買い物・住まい・靴・車・ワイン・年齢・健康法・政治・宗教・教育etc。ユーモアあふれるカフェでの歓談にはじまり“二人の午後”は、時代の変わり目をどう生き抜くか、二十五歳以降いかに美しく生きていくか、についての結論へ―。五木思想と塩野哲学がコラボレイションする優雅でセクシーな旅とおしゃれと人生への誘い。

目次

ローマからの故国の眺め;おしゃれは悪魔の誘い;物語のあるイタリアの靴に惚れる;古い物の背後にさす物語の輝き;古代『ローマの休日』を歩く;政治も教育もセクシーでなければ;超常識的健康法のすすめ;いま“寛容”の時代がやってきた;ワインと車と、色のいろいろ;アートを最高に楽しむコツ;私たちにとって宗教とはなにか;セクシーな文体と時代の微妙な関係;貧しかったが尊敬されていたこの国;「スペンデレベーネ」したあとの静かな死;東京での再会「異邦人対談」番外篇

著者のプロフィール

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)       
1932年福岡県生まれ。52年早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。81年より一時休業して京都の龍谷大学に聴講生として通学。2002年、菊池寛賞を受賞
塩野 七生 (シオノ ナナミ)       
1937年東京生まれ。学習院大学哲学科卒業。63年から68年までイタリアに遊学。70年『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』で毎日出版文化賞、81年『海の都の物語』でサントリー学芸賞、82年菊池寛賞、99年司馬遼太郎を受賞。92年よりローマ帝国興亡の一千年を描く『ローマ人の物語』全15巻の執筆に取り組んでいる。ローマ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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