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ロック、ルソー、カントに代表される社会契約の伝統的理論を受け継ぎ、功利主義の「最大多数の最大幸福」に取って代わる、著書が構想した“公正としての正義”とは…20世紀の名著、待望の新訳。
第1部 理論(公正としての正義;正義の諸原理;原初状態);第2部 諸制度(平等な自由;分配上の取り分;義務と責務);第3部 諸目的(合理性としての善さ;正義感覚;正義の善)
ロールズ,ジョン (ロールズ,ジョン) Rawls,John
1921年アメリカ、メリーランド州生まれ。元・ハーヴァード大学教授。倫理学者。1950年プリンストン大学で「倫理の知の諸根拠に関する研究」で博士号取得。コーネル大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)を経て、1962年ハーヴァード大学哲学部教授に就任、哲学科主任を経て、1991年より名誉教授。1971年に『正議論』を発表。大きな反響を呼び、ドイツ語、フランス語、スペイン語、コリア語、中国語など世界各国で翻訳された。2002年歿
川本 隆史 (カワモト タカシ)
1951年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(倫理学専攻)修了。博士(文学)。東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は社会倫理学
福間 聡 (フクマ サトシ)
1973年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程(哲学専攻)修了。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOE特任研究員。専攻は社会哲学
神島 裕子 (カミシマ ユウコ)
1971年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(国際社会科学専攻)修了。博士(学術)。中央大学商学部助教。専攻は政治哲学、国際倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)