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取引所の気持ち、証券会社のつぶやき、監査法人のぼやき、VCの苦悩、弁護士の憂い。ひとつの設例に立場の違うプレイヤーが、横断的に意見を述べる本音の一冊。平成22年6月、マザーズ上場エフオーアイ上場廃止。証券会社や監査法人は、エフオーアイの巨額粉飾をなぜ見破れなかったのか。執筆陣による完全解説付。
序章 IPOへの誘い
1 株式後悔物語
2 取引所のキモチ
3 証券会社のキモチ
4 会計士のキモチ
5 VCのキモチ
6 弁護士のキモチ
7 日はまた昇る
杉山 央 (スギヤマ ヒサシ)
弁護士。札幌市生まれ(80年)。札幌西高校卒業(98年)、北海道大学法学部卒業(02年)、北海道大学大学院法学政治学コース(企業法務コース)短期修了(03年)。司法研修所修了後、東京の法律事務所に入所。同事務所では、ベンチャー企業の設立からIPO及び上場維持に関する法的支援、VC投資、M&A・IPOの法務DDを中心に業務を行う。現在、赤れんが法律事務所代表(下川原慎吾弁護士との共同代表)。会社法及び金融商品取引法の改正に関するセミナーを担当、金融商品取引法については日本ベンチャーキャピタル協会の会員向けセミナーの講師を担当。日本ベンチャーキャピタル協会賛助会員、私法学会及び金融法学会会員
茂田井 純一 (モタイ ジュンイチ)
公認会計士。千葉県生まれ。(74年)。一橋大学商学部(96年)を卒業後、大手監査法人に入所。上場企業の法定監査を経験した後、IPO支援部門へ移籍、以来数多くのIPO達成企業・断念企業に携わる。その後中堅税理士法人を経て、株式会社アカウンティング・アシスト代表取締役に就任。最前線でIPOを指向するベンチャー企業・中堅企業の支援を行っている
澤井 泰良 (サワイ ヤスヨシ)
キャピタリスト。東京都生まれ(69年)。明治大学政治経済学部卒業(92年)。大学卒業後、VC(ベンチャーキャピタル)に就職。現在まで、VCにて資本政策立案・審査・投資・投資先支援・回収などの業務を行う
青嶋 康雄 (アオシマ ヤスオ)
IPOコンサルタント。高松市生まれ(65年)。都内の大学を卒業後、証券取引所に勤務。清算事務、売買監理業務を経て、上場審査を長年、担当。その後、コンサルティング会社勤務を経て、独立。現在は、IPOに関するコンサルティングを中心に、M&Aや事業継承を含めた幅広い経営支援に携わる。IPOに関するセミナーも実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)