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日本の料理を中国に紹介したいという男が現れた。香港でアパレルメーカーを経営していたというその男、デリックは、6ヵ月間、店舗で厨房とフロアの業務を黙々とこなし、渡邉から直接指導を受けることに。デスクは渡邉の隣、役員会・幹部会などすべての会議に同席、社長専用車に同乗して、渡邉の一挙手一投足を観察、すべてを学び香港で「和民」を立ち上げる。海外進出の足掛かりとなった。一方で、アジアの再貧国・カンボジアの子どもたちへの支援も広がりを見せ、さらに介護・教育分野へと理想は羽ばたくが―。衝突や後継者問題も待ち受ける。ベストセラー『青年社長』、待望の続編。
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高杉 良 (タカスギ リョウ)
1939年東京生まれ。石油化学業界紙の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)