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1927(昭和2)年1月17日、アメリカから167体の青い目の人形(「友情の人形」)が横浜港に到着した。総数約1万2千体。人形は各地の小学校・幼稚園に配布され、それは植民地にも下送された。その返答として11月10日、58体の答礼人形が日本からも旅立った…。
第1章 人形交流誕生の背景・1―渋沢・ギューリックと「移民法」
第2章 人形交流誕生の背景・1―在米日本人移民の視点から
第3章 日米人形交流―「友情人形」から「答礼人形」まで
第4章 人形交流への理解―外地の日本人の反応
第5章 予期せぬ波紋―雛の左右と人形と子供
終章 近代日本のコンプレックス
是澤 博昭 (コレサワ ヒロアキ)
1959年愛媛県生まれ。東洋大学大学院修士課程修了。聖徳大学人文学部児童学科専任講師を経て、大妻女子大学家政学部児童学科准教授・博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです