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30余名の山の研究者と登山家が力を結集。日本初の本格的な山の総合書。
[出版社商品紹介]
山について多角的にのべた日本で最初の本。登山,山の科学,文化,暮らし,環境保全など様々な分野を網羅。
序章 いま山で何がおきているのか
1章 なぜいま山か
2章 山の環境
3章 山の暮らしと文化
4章 山の危機と保護
付録 山の本ガイド
梅棹 忠夫 (ウメサオ タダオ)
国立民族学博物館顧問(民族学・比較文明学)。1920年京都市生まれ。京都帝国大学理学部卒業。理学博士。民族学、比較文明学専攻。大学では主として動物学を専攻したが、内蒙古の学術調査を通じて民族学に転じ、アフガニスタン、東南アジア、東アフリカ、ヨーロッパなどでフィールド・ワークを精力的に行う。1957年の「文明の生態史観」では、西欧文明と日本文明は、ほぼ同じあゆみで進化したと提唱し大反響を呼ぶ。朝日賞、文化功労者、文化勲章を受章。国立民族学博物館顧問。京都大学名誉教授。日本山岳会名誉会員。京都大学学士山岳会(AACK)名誉会員
山本 紀夫 (ヤマモト ノリオ)
国立民族学博物館、総合研究大学院大学(民族学)。1943年大阪生まれ。京都大学卒。同大学院博士課程修了。農学博士。民族学・民族植物学専攻。京都大学在学中は探検部に所属し、登山に熱中。1968~69年には京大探検部でアンデス学術調査隊を組織してペルーやボリビアで栽培植物の調査、1970年にはアンデス登山隊に参加してボリビアのコルディエラ・レアル山群やチリのアタカマ高地などで登山活動を行った。現在は、アンデス、ヒマラヤ、チベットなどの山岳地帯で主として農耕文化の調査に従事。京都大学学士山岳会会員、日本山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)