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妄想が先行していたからこそ、行為が成立する。すべての探険と学究の糸口は妄想からはじまるのである―。国立民族学博物館初代館長が初めて綴った、思索と行動の道幾すじ。日本経済新聞連載「私の履歴書」に大幅加筆。
幼年のころ
山への目ざめ
探検隊の見習士官
モンゴル行
戦後の生活
比較文明論への旅だち
アジアからアフリカへ
京都大学にかえる
ヨーロッパと万国博
博物館づくり
公私多忙
文化開発のプランニング
世界体験
老年の波乱
老後のくらし
梅棹 忠夫 (ウメサオ タダオ)
大正9年(1920)、京都市に生まれる。昭和18年、京都大学理学部卒業。学生時代の白頭山登山および大興安嶺探検隊以来、調査、探検の足跡は、ひろく地球上各地にしるされている。京都大学人文科学研究所教授、国立民族学博物館長をへて、現在は同館顧問・名誉教授。専攻、民族学、比較文明学。理学博士。平成6年、文化勲章を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)