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「格差」「無業」「非正規雇用」「長時間労働」を手がかりに混迷をきわめた2000年代の労働市場の実態を明らかにする。
第1章 格差とは何だったのか
第2章 溶けない氷河―労働市場の世代効果
第3章 失望と貧困のニート―若年無業の経済学的再検討
第4章 非正規雇用からの脱出―1年たたずに辞めないということ
第5章 二重労働市場論へのオマージュ―内部化する非正規就業
第6章 正社員になった非正社員―内部化と転職の先にあるもの
第7章 即戦力化の背後で―分配問題としての長時間労働
第8章 少子化・もう一つの背景―就業二極化と性行動
第9章 学校での職業教育―キャリアについて学ぶ意味
玄田 有史 (ゲンダ ユウジ)
1964年島根県生まれ。1988年東京大学経済学部卒業。1992年東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程退学。その後、学習院大学経済学部教授を経て、東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)