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トライアヌスの後を継ぎ皇帝となったハドリアヌスは、就任直後、先帝の重臣を粛清し、市民の信頼を失っていた。しかし大胆な政策や改革を実施することにより人気を回復。そして皇帝不在でも機能する組織固めを確実にしたハドリアヌスは紀元121年、念願の帝国視察の大旅行に旅立つ。目的は帝国の安全保障体制の再構築にあった。治世の三分の二を費やした、帝国辺境の旅。それを敢行した彼の信念とは…。
第2部 皇帝ハドリアヌス(少年時代;青年時代;皇帝への道;年上の女;登位時の謎;皇帝として;粛清;失地挽回の策;ハドリアヌスの「旅」;ライン河;再構築;ブリタニア;ヒスパニア;地中海;オリエント;アテネ;北アフリカ;「ローマ法大全」;ヴェヌス神殿;パンテオン)
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