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歴史を駆動するものは何か?それは「アイデアの交配」だ。膨大なデータで人類史の謎を解き明かす、知的興奮の書。石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー、待望の日本語版。フィナンシャル・タイムズ&ゴールドマン・サックス選ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2010候補作。
プロローグ アイデアが生殖するとき
第1章 より良い今日―前例なき現在
第2章 集団的頭脳―二〇万年前以降の交換と専門化
第3章 徳の形成―五万年前以降の物々交換と信頼と規則
第4章 九〇億人を養う―一万年前からの農耕
第5章 都市の勝利―五〇〇〇年前からの交易
リドレー,マット (リドレー,マット) Ridley,Matt
1958年、英国ノーサンバーランド生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジを首席で卒業後、同大で博士号(動物学)を取得。その後「エコノミスト」紙の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールドスプリングハーバー研究所客員教授を歴任。英国王立文芸協会フェロー、オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。リチャード・ドーキンスらと並ぶ科学啓蒙家として世界的に著名で、その執筆活動により全米科学アカデミ図書賞、デイヴィス賞を受賞
大田 直子 (オオタ ナオコ)
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒
鍛原 多惠子 (カジハラ タエコ)
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒(哲学・人類学専攻)
柴田 裕之 (シバタ ヤスシ)
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)