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小学中級から。プレゼントにも最適。
インドの貧しい人びとのために生涯をささげたマザー・テレサ。ノーベル平和賞の授賞式で記者から「世界平和のためにわたしたちができることは?」と聞かれ、「いますぐ家に帰って、家族を大切にしてください。」とこたえたマザーは、実行力とユーモアにあふれた人でした。マザーのもとでいきいきと働くシスターたちのようすもまじえながら、78枚の写真とともに、その活動をたどります。
貧困な人々の中に身を置いて、「孤独という一番ひどい病気」を退けたマザー・テレサと、そこで働くシスターたちの活動を紹介。
第1章 プア・イズ・ビューティフル(わたしは自分にできるわずかのことを選んだだけ;もっとも悲しむべきことは、病めることでも貧しいことでもなく ほか);第2章 マザーとその姉妹たち(きく耳を持っている人だけが、プア・イズ・ビューティフルの心がわかる;どれほど貧しい人に借りがあったか、天国にいってはじめてわかる ほか);第3章 かっぽう着のボランティア(不幸な人びとのためになにかしたいという心を持つだけでよい;その人たちは、長い袖のついたエプロンをつけていた ほか);第4章 マザー、ようこそ日本へ(首相さん、あなたの服がもっと質素で、もっと粗末なものを食べるなら;なにがマザー・テレサのとその姉妹たちをラジカルにしているか ほか)
沖 守弘 (オキ モリヒロ)
1929年、京都府生まれ。日本写真家協会会員・二科会会員。近畿大学卒業。1974年以来、マザー・テレサの活動を密着取材し、日本に初めてマザー・テレサを紹介した。2004年、スペイン・バルセロナにあるサグラダ・ファミリア教会で大型写真展を2か月にわたり開催、世界各地からやってきた人びとに「愛」と「平和」を唱えたマザーのメッセージを伝えた。現在も国内外の各地で開かれる写真展や講演会は、来場者の大きな反響を呼んでいる。2010年秋からは、マザーの生誕100年を記念し、ミラノ、アッシジ、ローマの各地で写真展を巡回予定。また、これまでインド各地を100回以上訪れ、ヒンドゥーの伝統行事・芸能・文化全般を紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)