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マーティン・ルーサー・キングが暗殺者の弾丸にたおれた、1968年4月4日、世界中は大きな悲しみにつつまれた。1950~60年代にかけて、キング牧師は、アメリカの黒人差別に対してたたかう公民権運動の中心として活躍。今では、アメリカの黒人差別問題は、かなり改善されたが、南アフリカなど多くの国では、まだ人種差別が解決されないままだ。黒人だけでなく、あらゆる人のための正義・平和・自由をもとめた、非暴力主義のキング牧師のメッセージが、今ほど大切なときはない。
黒人差別に対して、正義・自由・平和を求めて戦い、凶弾に倒れたアメリカの偉大な非暴力主義の指導者キング牧師の生涯
奴隷制度;奴隷からの解放;「ジム・クロウ(黒人隔離法)」;KKK(クー・クラックス・クラン);教会ですごした子ども時代;人種差別のなかでの青春時代;苦い経験;父キングの教訓;学生時代;非暴力の考え方;コレッタとの出会い;理想の女性;南部へ里帰り;幸福な時期;変革が必要だ;バス後部座席;ローザ・パークス事件;パークス夫人の逮捕;ボイコット計画;第一日目;キング牧師の演説;三つの要求;最初の雨の日;強硬政策;愛と憎しみとの出会い;徒歩運動さらにつづく;最高裁判決;運動の拡大;危機一髪(生と死を分けたくしゃみ);学生運動;ジョン・F・ケネディの救いの手;フリーダム・ライダー;「ジム・クロウ(黒人隔離法)」の廃止;バーミンガムのたたかい;バーミンガム刑務所からの手紙;ブル・コナーの攻撃;ブル・コナーとエイブラハム・リンカーン;1963年、ワシントンでの行進;『わたしには夢がある』;早すぎた期待;「あなたの町の警察を応援しよう」;投票権の獲得;運動さらに進む;北部へ;約束の地;非暴力の死?;ついに手に入れた自由