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ローマ人の物語 29

ローマ人の物語 29

ISBN-13 978-4-10-118179-0
ISBN 4-10-118179-9
著者名 塩野七生/著
出版社 新潮社
発行年月日 2007年9月
販売価格(税込) 529 円
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内容・コメント

2世紀後半、五賢帝時代の最後を飾る皇帝マルクス・アウレリウスが即位した。弟ルキウスを共同皇帝に指名した彼に課されたのは、先帝たちが築き上げた平和と安定を維持することであった。だがその治世は、飢饉や疫病、蛮族の侵入など度重なる危機に見舞われる。哲学者としても知られ賢帝中の賢帝と呼ばれた彼の時代に、なぜローマの衰亡は始まったのか。従来の史観に挑む鮮烈な「衰亡史」のプロローグ。

目次

第1部 皇帝マルクス・アウレリウス―在位、紀元一六一年‐一八〇年(育った時代;生家;子育て;少年時代;成人式;帝王教育;ローマ人のフィロゾフィア;ローマ帝国の安全保障史;次期皇帝マルクス;ローマ人の一日 ほか)

著者のプロフィール

塩野 七生 (シオノ ナナミ)       
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、2006年完結。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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