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新事実が次々になる幻の日記、第一級史料を発掘。明治・大正・昭和を通じて活躍した言論人で歴史家、徳富蘇峰が終戦直後から綴った日記を初公開。無条件降伏への憤り、昭和天皇への苦言から東條、近衛ら元首相への批判と大戦の行方を見誤った悔悟の念を赤裸々に明かす。
『頑蘇夢物語』一巻(敗戦空気濃化と予;陛下の玉音を謹聴して ほか);『頑蘇夢物語』二巻(戦争犯罪者と戦争挑発者―駐日米国大使と会見の顛末;和平工作と鈴木前首相 ほか);『頑蘇夢物語』三巻(日本軍人と降伏;陛下のマ元帥御訪問まで ほか);『頑蘇夢物語』四巻(更にまた『此頃十首』;マッカーサーの手、宮内省に及ぶ ほか);『頑蘇夢物語』五巻(首相東條と予―戦争犯罪容疑者裁判において弁護人たるべく牧野良三氏に依嘱せるについて松山常次郎氏に宛てたる書翰;大正天皇祭とクリスマス;日本の国宝皇室;戦争に於ける皇室の御態度)
徳富 蘇峰 (トクトミ ソホウ)
文久3年(1863)、熊本県生まれ。名は猪一郎。熊本洋学校に学び、後に同志社にて新島襄の教えを受ける。明治20年、民友社を設立して、『国民之友』『国民新聞』を発行。貴族院議員を経て、評論家、歴史家として活躍。『近世日本国民史』により学士院恩賜賞を受ける。昭和18年、文化勲章受章。明治・大正・昭和を通じて、日本の代表的な言論人。昭和32年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)