|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
農民、武士、官僚、実業家、社会事業家へと身を転じ、近代と真正面から向き合った渋沢。『論語と算盤論』の理想と現実や、国際関係認識など、その思想と人物を浮き彫りにする。
第1章 「合理的精神」の形成―農民の子としての渋沢栄一
第2章 尊王攘夷意識形成とその転換―武士としての渋沢栄一
第3章 経済制度の構想―大蔵官僚としての渋沢栄一
第4章 「合本主義」思想の展開―民間企業家としての渋沢栄一
第5章 公益思想の展開―社会事業家としての渋沢栄一
第6章 東アジア国際関係と対外思想―渋沢栄一にとっての朝鮮・中国
第7章 道徳思想の鼓吹―渋沢栄一の「論語と算盤」論;あとがき 現代社会と渋沢栄一
見城 悌治 (ケンジョウ テイジ)
1961年、群馬県に生まれる。1985年、立命館大学文学部日本史学専攻卒業。1990年、立命館大学大学院文学研究科史学専攻日本史学専修博士後期課程単位取得退学。1996年、千葉大学留学生センター講師。現在、千葉大学国際教育センター/大学院人文社会科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)