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いま“風に吹かれて”という生きかたのすすめ。一読快笑、再読苦笑。おかしくて、やがてジンと胸にくる五木エッセイの真骨頂。待望の最新刊。
21世紀に甦る名作、『新・風に吹かれて』それは40年前の名エッセイを書き継ぐという新たな試みである。大きな流れの中で人々と一緒に生きていこうという五木氏の視点が紡ぎ出す言葉に読者は癒される。
免許証を返上しますか?;人それぞれの朝ごはん;わが塔はここに坐す;生・老・病・死に異議あり;変な字体には訳がある;悲の器から溢れる音;高齢者は荒野をめざす;「ウッソー」と言われても;靴と足とのあいだには;デジタルの渦のなかで〔ほか〕
五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)
1932年9月福岡県に生まれる。生後まもなく朝鮮に渡り47年にピョンヤンより引き揚げ、のち早稲田大学文学部露文科に学ぶ。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどをへて66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。『青春の門』シリーズは総数2000万部を超えるロングセラーとなっている。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学び、のち文壇に復帰。小説のみならず、仏教思想を背景とした音楽、美術、歴史など多岐にわたる文明批評的活動が注目されている。また、『日本人のこころ』(全6巻)などにより第50回菊池寛賞を受賞、英文版『TARIKI』はアメリカで2002年のブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれ、さらに2004年、第38回仏教伝道文化賞を授与された。2006年より『21世紀 仏教への旅』(講談社とNHKの共同企画)で、インド、韓国、中国、ブータン、欧米各地の取材が続いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)