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ドブ板の努力を忘れるな、商品説明より自分を売れ、相手の心理を知る、ブランドを管理する、選択と集中だ。ビジネスに通じる選挙の戦術。
ビジネスと選挙には同じメカニズムが働くところがある。とくに、成功要因(裏を返せば失敗要因)は非常によく似ている。本書は、「小沢が好きか嫌いか」「政策が正しいか否か」を議論する本ではなく、読者が、それぞれの世界で、「人を動かす力」や「必勝力」を身につけるさいの参考になる本である。
第1章 営業も選挙も同じだ!(民主党に大勝利をもたらした「小沢選挙」の原点;与党の牙城を崩した小沢流・勝利の極意 ほか)
第2章 必勝力を身につける(都知事選大敗の逆境から這い上がった底強さ;徹底した「川上から川下」戦略で勝機をつかむ ほか)
第3章 「小沢選挙」に学ぶビジネスの極意(勝ちたければまず身内から叩きなおせ;「選択と集中」によって勝敗をすばやく見極める ほか)
第4章 人の心をつかみ、動かす極意(抜き打ちチェックでタガを締めなおす小沢流・人心掌握術;「小沢選挙」をますます強くする秘書軍団の手腕 ほか)
第5章 「小沢選挙」はこんなに使える―小沢選挙に学ぶビジネス必勝の極意(選挙もビジネスも営業も組織の中味で勝負する;まずトップが身につけておきたい小沢流・礼儀作法 ほか)
野地 秩嘉 (ノジ ツネヨシ)
1957年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。出版社勤務、美術プロデューサーを経て、ノンフィクション作家に転身。食や美術、海外文化の評論および人物ルポルタージュなどで知られる。この20年来、企業のトップインタビューを続け、トヨタ張会長、ユニクロ柳井会長兼社長、ソフトバンク孫社長をはじめ一流企業、ベンチャー企業を問わず、多くの話題の経営者を取材している。『プレジデント』誌をはじめとする経済誌では企業ものの連載が多い
小塚 かおる (コズカ カオル)
1968年、名古屋市生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。関西テレビ放送、東京MXテレビを経て、2002年より夕刊紙「日刊ゲンダイ」のニュース編集部・編集記者として、おもに政治・経済を担当している。1996年、初の小選挙区制となった総選挙から選挙取材に携わり、2009年の衆院選挙報道では、民主党から自民党の候補まで幅広く精力的に取材した独自の視点の連載記事が話題となった。データ偏重報道とは一線を画し、候補者や政党、支援者や事務所に密着して徹底的に地元を歩くなど、フットワークのよさと突っ込みの鋭さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)