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“ソニー・ユナイテッド”と“サイロの破壊”初の外国人トップが断行した「二大改革」の本質とは―ストリンガーは、ソニーの何を変えるのか。アップルを追撃できるのか。「ストリンガー革命」は、ソニーの改革であるとともに、日本そのものの改革にも通じる。
■出版社・メーカーからのコメント
「だったら、私がやる!!」 アナログからデジタルへの移行、急速なグローバル化、激しさを増すコスト競争……。 ソニーの成長にストップがかかった。そこに、リーマン・ショックが追い打ちをかけた。ハワード・ストリンガーは、危機感をもった。 どうするか! 09年4月、会長兼CEOに加えて、自ら社長となり、全権を握った。ストリンガーは、ソニーの何を変えるのか。アップルを追撃できるのか。 「ストリンガー革命」は、ソニーの改革であるとともに、日本そのものの改革にも通じる。
第1部 ハワード・ストリンガーは何者か―もはや外国人トップしかいない
第2部 総力戦を仕掛ける―3Dをめぐる攻防
第3部 サムスンに勝てるか―苦悩するテレビ
第4部 何を破壊したのか―瀬戸際の構造改革
第5部 「唯我独尊」からオープンへ―研究開発のジレンマ
第6部 ブランドの立て直し―マーケティングの世界戦略
第7部 市場の創造―「ウォークマン」と「リーダー」の逆襲
第8部 ハードとソフトの融合なるか―ネットビジネスは立ち上がるか
片山 修 (カタヤマ オサム)
愛知県名古屋市生まれ。経済ジャーナリスト、経営評論家、学習院女子大学客員教授。緻密な現場取材に支えられた企業経営論、組織論、人事論には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)