|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
紀元305年、ディオクレティアヌスが帝位から退き、新たに指名された四人の皇帝による第二次四頭政がはじまる。しかし、その後六人もの皇帝が乱立。その争いは内乱の様相を呈する。激しい政治闘争と三度の内戦ののちに勝ち残ったのは、東の正帝リキニウスと、のちに大帝と呼ばれることになる西のコンスタンティヌス。二人は共同で「ミラノ勅令」を発布し、一神教であるキリスト教を公認した。こうしてローマの良き伝統は跡形もなく崩れ去った。
第2部 コンスタンティヌスの時代―紀元三〇六年‐三三七年(「四頭政」崩壊;皇帝六人;首脳会談;「公敵」マクセンティウス;決戦;歴史を創った戦闘;「ミルヴィウス橋の戦闘」;パッチワークの凱旋門;キリスト教公認)
データなし