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時代遅れと言われても。俺は俺のやり方で株主総会を仕切ってやる―。帝都食品への強要罪で逮捕されてから2年。戻った木下勇次を待っていたのは娘の死だった。彼女はなぜ死んだのか。真相を探る勇次の前に投資ファンド経営者、北野が現れる。帝都食品にTOBを仕掛ける彼の目的は―。
娘はなぜ死んだのか。一人の男が企業と戦う元総会屋・木下勇次。ある事件で逮捕され、2年ぶりに日常へ返ってきた彼を待っていたのは、娘の自殺という現実だった。真実を調べ始めると一人の男の影が。
江上 剛 (エガミ ゴウ)
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行。人事部、広報部や各支店長を歴任。銀行業務の傍ら、2002年には『非情銀行』(新潮文庫)で作家デビュー。その後、2003年に銀行を辞め、執筆に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)