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金融再編の渦中、大日朝日銀行は合併して誕生したが、前身銀行閥の対立で融和は進まなかった。そんな折り、暴力団絡みの不正融資を告発する匿名の電話が!特殊部隊タスク・フォースの指揮官に任命された広報・峰岸貴之は、真相を探り、「巨悪」に敢然と挑んでゆく。銀行員生活26年。実際に広報部員として不祥事に対応した著者が、情熱を込めて綴った傑作長編小説。
データなし
江上 剛 (エガミ ゴウ)
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。’77年、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。人事、広報等を経ての築地支店支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。’03年3月に同行を退職し執筆生活に入る。現場を熟知する者だけが書きうる迫真の描写で多くの読者を魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)