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君たちはコストだ!―一人のエリートの死を前にして、経営トップは平然と言い放った。銀行は行員に人間性を認めないのか。わずか四人の行員が、ひそかに叛乱を起こす。リストラと巨大合併にひた走る上層部には、「闇勢力との癒着」という弱点が…。執筆時に、大手銀行の現役支店長だった著者が、バブル崩壊後から噴き出し続ける銀行の膿を巨細に描ききった。衝撃のデビュー作。
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江上 剛 (エガミ ゴウ)
1954(昭和29)年、兵庫県生れ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。梅田、芝の支店を経て、本部の企画、人事部門に勤務。’97(平成9)年の第一勧銀総会屋事件では、広報部次長として混乱収拾に尽力した。2002年に、築地支店長を務める傍ら『非情銀行』を発表して作家デビュー。’03年3月、第2作『起死回生』の刊行と同時に、みずほ銀行を退行して、以後、執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)