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20世紀最大の経済学者はデフレの本質も見抜いていた。よみがえる第一級の経済時論。
ケインズが直面した経済危機は現在のデフレとうり二つ。その経済観は今の経済状況を読み解く指針として大いに参考になります。
インフレーションとデフレーション(インフレーション(一九一九年);通貨価値の変動が社会に与える影響(一九二三年) ほか);金本位制への復帰(呪うべき黄金欲(一九三〇年九月);金融政策の目標の選択(一九二三年) ほか);自由放任の終わり;未来(孫の世代の経済的可能性(一九三〇年));繁栄への道
ケインズ,J.M. (ケインズ,J.M.) Keynes,John Maynard
1883年イギリス生まれ。1905年ケンブリッジ大学卒業。1906年文官試験に合格しインド省勤務。1908年ケンブリッジ大学で貨幣論を研究。1915年大蔵省に勤務。1919年パリ講和会議に参加し、対独賠償要求に反対して辞任し『平和の経済的帰結』発表。1936年『雇用、利子、通貨の一般理論』発表。1944年ブレトンウッズ連合国通貨会議に参加。1945年IMF創設に関わり、IMFおよびIBRD総裁に就任。1946年逝去。経済学者、ジャーナリスト、思想家、投資家、官僚
山岡 洋一 (ヤマオカ ヨウイチ)
翻訳家。1949年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)