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江戸の教科書『金言童子教』。出世のカギ、対人の心得が満載。
寺子屋の道徳教科書『金言童子教』には、古びない人生訓が記されている。世代を超えて役立つ人生指南書の決定版。
近代日本人の礎をつくったのは、実は明治の教育以前の江戸の徳育だった。その寺子屋の道徳教科書として使われた『金言童子教』。これは和漢の教訓句451編に和文の注釈を施したもので、その句は、現代においても広く引用されている。たとえば、「良薬雖苦口 用病必在利(良薬は口に苦しと雖も、病に用いて必ず利在り)」「子不教父過 学不成子罪(子に教えざるは父の過ち、学の成らざるは子の罪)」などが、その一部である。 学問、出世、そして品格とは? 『金言童子教』には、決して古びることのない奥深い人生訓451編が羅針盤のように記されています。おなじみ齋藤孝氏がわかりやすく解説を加えた、世代を超えて役立つ人生指南書の決定版です。
初等編(学問とは何か;出世とは何か;義とは何か ほか);中等編(病む前に防ぐ;家庭円満;人と交わる ほか);高等編(正しい道とは何か;信を得る生き方;臣下の忠義 ほか)
齋藤 孝 (サイトウ タカシ)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)