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分子の世界へと微視化を進めるだけでは生命の本質は捉えきれない。著者は筋肉収縮の分子機構についての独創的研究で得た「動的秩序を自律的に形成する関係子」を出発点に、生命システムの普遍的な性質を「自ら情報を創り出す能力」という観点から捉える。そこから複雑で多義的な大脳や、環境の知的な働きの底に存在する法則性を動的に追求していく。
背景となること
生きている状態
マクロな状態とエントロピー
静的秩序と生命
動的秩序の自己形成
生体運動と動的協力性
リズムと形態形成
秩序の自己形成系と情報
新しい自然像新しい人間像
生命的調和の世界
関係子とは何か
脳の働きと関係子