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史上最年少の22歳で世界王座を奪取。IBMスーパーコンピュータと“世紀の対決”。15年間、世界チャンピオンのタイトルを保持。つねに世界中の話題をさらってきた王者カスパロフが、数々のトッププレーヤーとの対局を通して、意思決定者としていかに成長してきたかを語り、最高の判断を下すための考え方を披露する。勝負に磨き抜かれた思考プロセスに学び、意思決定力を鍛えよう。チェス史に残る名プレーヤーについて、カスパロフの解説つき。
第1部 必須の技能(教訓;人生がチェスを模倣する;戦略;戦略と戦術;読み;才能;準備);第2部 評価・分析(マテリアル、時間、質;交換と不均衡;革新;ゲームの段階;意思決定プロセス;アタッカーの強み);第3部 総合力(成功を疑う;心のゲーム;男、女、コンピュータ;全体像;直観;危機的状況)
カスパロフ,ガルリ (カスパロフ,ガルリ) Kasparov,Garry
史上最強と謳われる、ロシアのチェスプレーヤー。1963年生まれ。22歳で世界チャンピオンになり、15年間タイトルを保持した。1996年と97年、IBMのスーパーコンピュータ“ディープ・ブルー”と対戦、世界各国で大々的に報じられる。その対決の模様は優れたドキュメンタリー映画『ゲーム・オーバー(Game Over)』に詳しい。2005年に公式戦を引退してからは、ロシアの反体制運動に力を注ぐ。ウォールストリート・ジャーナル紙に世界情勢に関するコラムを寄稿し、企業や学者グループに広く講演を行うほか、カスパロフチェス財団を通じ、学校教材としてのチェスの普及にも積極的に取り組んでいる。モスクワ在住。2007年9月、野党勢力の連合組織「もう一つのロシア」から、2008年の大統領選の候補者に選出された
近藤 隆文 (コンドウ タカフミ)
翻訳家。1963年静岡県生まれ。一橋大学社会学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)