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日本の近代化は、なぜ成功したのか。いま学ぶべき大変革期を乗りきる思想と行動。
人類史の中の“明治時代”―渋沢栄一を生んだ時代と農村の風土
経営型農民・尾高藍香の貨幣論―渋沢に最も大きな影響を与えた従兄の思想
渋沢宗助の「勤勉の哲学」―企業家精神を叩き込んだ叔父の存在と石門心学
封建制か、郡県制か―尾高藍香は『貞観政要』から何を学んだか
豪農が志士に変るとき―彼らを「革命の衝動」へと駆り立てたものとは
「高崎城乗っとり」計画の中止―決行直前、三十六時間の激論で、何が話されたのか
不倒翁の「不易と流行」―十七歳の詩集から見えてくる渋沢の心の風景
故郷出奔の父子問答―農民を捨てる決意、父への勘当を申し出る
「徳川民法」の勘当・相続・養子―渋沢父子の行動を規定した『貞永式目』の精神
異端国家・日本のダイナミズム―渋沢栄一は、いかにして農民から武士となったか〔ほか〕
山本 七平 (ヤマモト シチヘイ)
1921年、東京生まれ。42年、青山学院高商部卒。戦時中は砲兵少尉としてフィリピン戦線を転戦、マニラで捕虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携る。同書店から70年に発行した訳書『日本人とユダヤ人』(ベンダサン著)が大ベストセラーになり、世の中に衝撃を与えた。日本の文化と社会を独自の手法で分析していく論考は、「山本学」と称され、いまなお広く読み継がれている。1991年、69歳で没す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)