|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
天才は「何の苦労もなくやりとげた人」でもないし、「変人」でもない。確固とした「自分のスタイル」をもち、「工夫」を積み重ね、「エネルギー」の出し惜しみをせずに、「膨大な量」の努力や仕事をやりとげた「上達の達人」である。ピカソ、宮沢賢治、シャネル、イチローという不世出の天才に学ぶ、誰もが実践できる人生の上達術。
プロローグ 天才に何を学ぶか;第1章 天才のエネルギーの秘密―「ピカソ」生きることも創作もすべてプロセスだ!(精力の枯れない泉;触発される技術 ほか);第2章 身体感覚を技にする―「宮沢賢治」自然に身体と心をさらして自己を鍛える(心を鏡にして外の世界を写し取る;自分を厳しく鍛え上げる ほか);第3章 新しいスタイルの創造―「シャネル」孤独とコンプレックスをプラスのエネルギーへ(贅沢なシンプルさの追求;自分を客観視する強さ ほか);第4章 真の天才は量をこなす―「イチロー」完成された技を生み出す集中力のゾーン(イチローの上達の秘密;いかに集中力を持続できるか ほか)
齋藤 孝 (サイトウ タカシ)
1960年、静岡県に生まれる。東京大学法学部卒業。同大学院博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。「斎藤メソッド」という私塾で独自の教育法を実践(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)