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大多数のひとを不幸にするシステムの終わりの始まり。ウォール街ですべてを見てきた投資銀行家が、利益だけを追い求めるビジネスに警鐘を鳴らし、忠誠・信仰・家族・コミュニティ・命・自然などの基本的価値観に軸足を置いた仕事のやり方・生き方を提唱する。
NYで1人で投資銀行を立ち上げた著者は、米国流ビジネスのやり方に非を唱え、家族や信仰など基本的価値に軸足を置いた生き方を説く。
第1部 さらば、強欲資本主義(ある大きな懸念(自己紹介を兼ねて);強欲資本主義の終わりの始まり;「経済的豊かさ」の追求で失われたもの ほか);第2部 正しいビジネス(ビジネス化には注意の要る分野がある;基本的価値観の共有―「信仰」と「コミュニティ」;真のリーダーは偉ぶらない ほか);第3部 あるべき未来(アメリカもまだまだ見捨てたものではない;日本人のいくつかの美点について;ものづくりにこだわる知恵の国に ほか)
神谷 秀樹 (ミタニ ヒデキ)
1953年、東京生まれ。59年、父親の転勤でタイ・バンコクに。62年、東京・千代田区の小学校に転校。75年、早稲田大学第一政治経済学科卒業。同年、住友銀行入行。ブラジル研修を経て、国際投融資部と国際企画部で仕事をする。84年、ゴールドマン・サックスに転職。以後、ニューヨーク在住。92年、ミタニ&カンパニー(その後、ロバーツ・ミタニに)を創業。日本人一個人が設立し、初めて米国証券取引委員会に登録された投資銀行である。ライフサイエンスなどのベンチャー支援で世界を駆け巡る。これまでに大阪府海外アドバイザー(国際ビジネスアドバイザー)、フランス国立ポンゼショセ大学国際経営大学院客員教授などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)