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財前有利子は、ふたば証券に勤める投資アドバイザー。ペイオフ解禁を機に、個人金融資産の貯蓄から投資へという流れの中、個人客の投資相談に取り組んでいる。「自分の顧客には絶対に損をさせたくない」という信念で、上司や先輩社員も一目置く存在だ。ある日、一人の老人が持ちかけた「二五〇〇万円を一週間で倍にしてほしい」という相談に、有利子の答は…。個人資産運用の世界を描くコミカル・エンターテイメント経済小説。
データなし
幸田 真音 (コウダ マイン)
1951年生まれ。米国系銀行や証券会社でディーラー、外国債券セールスなどを経て、95年『ザ・ヘッジ 回避』(文庫版『小説ヘッジファンド』に改題)で作家に。ベストセラー『日本国債』は広く海外からも注目を浴びた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)