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邦銀ニューヨーク支店の花形ディーラーが高層ホテルから身を投げた。その死の直前「N.U.H.」というメッセージを受け取った旧友、芹沢は、真相を探るうち、ウォール街で辣腕を振るうトップセールスウーマン、州波に出会う。「あんな銀行なんかつぶれればいい」。彼女は邦銀に深い恨みを抱いていた。日本金融界の闇を抉る問題作。
データなし
幸田 真音 (コウダ マイン)
1951(昭和26)年、滋賀県生まれ。米国系銀行や証券会社で、ディーラーや外国債券セールスを経て、『ザ・ヘッジ 回避』(文庫版は『小説ヘッジファンド』と改題)で作家デビュー。国際金融の世界を舞台に、時代を先取りする作品を次々と発表。国債入札失敗の可能性を描く『日本国債』は海外メディアからも注目された。主な作品に『マネー・ハッキング』『偽造証券』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)