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ISBN-13 978-4-04-375507-3
ISBN 4-04-375507-4
著者名 黒木亮/〔著〕
出版社 角川書店
発行年月日 2009年10月
販売価格(税込) 761 円
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内容・コメント

泥仕合の様相を呈していた裁判だったが、右近の証人出廷によって銀行の融資管理の杜撰さが明るみに出る。また、偽証の横行や印鑑偏重主義など裁判制度の限界と金融行政の欠陥も露呈される。そこへ、金融被害者問題に強い関心を持つ国会議員が登場し、事態は一気に打開されるかに思われた。しかし、事件の裏には複雑・怪奇な真実が隠されていた―。金融被害裁判の実態をかつてないリアリティで描く経済小説の傑作。

目次

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著者のプロフィール

黒木 亮 (クロキ リョウ)       
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンスなど数多くの案件を手がける。2000年『トップ・レフト』でデビュー。また、中学時代から長距離ランナーとして活躍し、大学時代に箱根駅伝に2回出場、20kmで道路北海道記録を塗りかえた。長距離ランナーとしての半生は自伝的小説『冬の喝采』にほぼノンフィクションの形で綴られている。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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