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二〇〇一年十二月、米エネルギー企業大手エンロンが破綻した。一介の地方ガス会社は、いかにして世界にエネルギー革命をもたらし、なぜ突如破綻したか?同社と米国政府、ウォール街、会計事務所との癒着とは、いかなるものだったのか?エンロンが駆使した金融工学と会計操作のからくりに徹底的にメスを入れるとともに、貧困家庭から這い上がろうとして戦い、破滅した幹部たちの人間ドラマに光を当てるドキュメント経済小説。
データなし
黒木 亮 (クロキ リョウ)
1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社英国現法プロジェクト金融部長を経て、作家。著書に国際協調融資を描いた『トップ・レフト』、アジア通貨危機を描いた『アジアの隼』など。国際金融の舞台で活躍した経験を活かした新しい経済小説の書き手として注目を集めている。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)