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古い左翼思想、それへの反発から本質をゆがめたサヨク思想に替わって、「心をつなぐ左翼の言葉」が求められているのではないだろうか。
政権交代しても保守支配が続く中で、左翼は人々の心をとらえる言葉をどうしたら見いだせるのか。詩人・経営者の経験をふまえた提言。
第1日目 護憲と連帯のための言葉;第2日目 ポスト資本主義を語る言葉;第3日目 プロレタリア文学の言葉
辻井 喬 (ツジイ タカシ)
1927年東京都生まれ。詩人・作家。セゾングループの経営者・堤清二として戦後の経済界をリードする一方で、詩作から小説まで幅広い文学活動を旺盛に展開する。著作に詩集『異邦人』(室生犀星詩人賞)、『虹の岬』(谷崎潤一郎賞)、『父の肖像』(野間文芸賞)など多数。『自伝詩のためのエスキース』にて第27回現代詩人賞を受賞
浅尾 大輔 (アサオ ダイスケ)
1970年愛知県生まれ。作家、雑誌『ロスジェネ』編集長。小説「家畜の朝」にて第35回新潮新人賞。新聞記者、労働組合の専従職員をへて現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)