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子どもたちや学校に、数々の問題が出ているのは事実である。しかし、教育基本法を改定すればそれらの問題が解決するなどということがあるだろうか?そもそも教育基本法とはどんな法律であり、与党案のように改定されたら、何が起きるのだろうか?本書では、日本を代表する教育研究者、法律家、作家、哲学者らが、教育基本法改定問題について、広く市民に訴える。
「愛国心」の強制、「態度」の強制で、「学校はどうなる?」「子どもたちはどうなる?」。
1 教育基本法改正と日本の行方(ほんとうの伝統とは何か;「教育の力にまつべきものである」―改正案から欠落している一句 ほか);2 いま、教育基本法を変えるおかしさ(教育基本法「改正」法案の何が問題か);3 改正案を徹底的に検証する(対談 これは「教育のクーデター」だ―尾木直樹・西原博史;自民党文教族は妥協していない ほか);4 教育基本法を活かす(教育基本法とはどんな法律か;対談 教育基本法は現場で生かされてきたのか―奥地圭子・牟田悌三 ほか);5 資料(教育基本法改正経過年表;教育改革国民会議報告「教育を変える一七の提案」(抜粋) ほか)
辻井 喬 (ツジイ タカシ)
1927年生まれ。作家、詩人。詩集『異邦人』で室生犀星賞、小説『虹の岬』で谷崎潤一郎賞
藤田 英典 (フジタ ヒデノリ)
1944年生まれ。国際基督教大学教授。教育社会学
喜多 明人 (キタ アキト)
1949年生まれ。早稲田大学教授。情報センター「子どもの権利条約ネットワーク」代表。子どもの権利条約総合研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです