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断ちがたい初恋、異母兄弟の暗黙の葛藤。戦後という時間の光と影を情感ゆたかに問い直す畢生の大作。
ファーストフード創業者の兄と、新聞記者の異母弟が、ともに初恋に導かれて人生という深い謎の森に迷い込む。絶ちがたい初恋、戦後史への慕情・・・畢生のロマネスク長編、朝日新聞の大好評連載小説の単行本化。
データなし
辻井 喬 (ツジイ タカシ)
1927年、東京都生まれ。小説家・詩人、1961年詩集『異邦人』(ユリイカ)で室生犀星賞、1984年小説『いつもと同じ春』(河出書房新社)で平林たい子文学賞、1993年詩集『群青、わが黙示』(思潮社)で高見順賞、1994年小説『虹の岬』(中央公論社)で谷崎潤一郎賞、2000年小説『沈める城』(文芸春秋)で親鸞賞、『風の生涯』(新潮社)で2000年度芸術選奨文部科学大臣賞、2000年『わたつみ・しあわせな日日』(思潮社)で藤村記念歴程賞、2004年『父の肖像』(新潮社)で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)