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のちの昭和天皇を狙ったテロリストの一発の銃弾によって警視庁を免官となった正力は、戦後、読売を部数日本一に押し上げ、日本プロ野球生みの親、民放テレビの始祖、原発のパイオニアとして華々しい復活を遂げる。だが輝かしい正力神話の裏には、決して顧みられることのなかった影武者たちの働きが常にあった。
第10章 復権と球場―シベリアの水源を救え;第11章 国土と電影―“正力テレビ”が生んだ英雄・力道山;第12章 原発と総裁―「核燃料」を「ガイ燃料」という“原発の父”;第13章 発火と国策―ウラン爺さん、人形峠に踊る;第14章 天皇と興行―読売巨人軍は男芸者か;第15章 宿業と花輪―「もういい」と臨終の一言;第16章 蓋棺と磁力―いまも大魔王が生きている