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仕事は人生の喜びを深くする。大きな仕事を成し遂げて、仲間と分かち合う喜びは、さらに深い。ただし、その喜びは、努力を重ねた先でしか味わえない。仕事の迷い、焦り、不満が消えていく、伊藤忠商事・丹羽宇一郎の「仕事哲学」。
伊藤忠商事の丹羽宇一郎が20代、30代の若手に向けて語る「仕事論」。まずはアリのように泥にまみれて働くうちに、「苦労×時間=底力」が身につく。そうすれば、仕事から得られる喜びはぐっと深くなる。「人は仕事で磨かれ、読書で磨かれ、人で磨かれる」という仕事哲学に沿ってまとめられた本書を読むうちに、迷い・焦り・不満といった仕事に関する悩みが、スーッと消えていく。
序章 若者よ、小さくまとまるな!(アダム・スミスの『国富論』が教える日本の危機;人口減少、高齢化という赤信号 ほか);第1章 DNAのランプが点灯するまで努力せよ―人は仕事で磨かれる(今の若者は伝書バト?;最初の二年間は授業料を払え ほか);第2章 本は仕事と人生を深くする―人は読書で磨かれる(「空いた時間」などない;血肉となる本は人それぞれ ほか);第3章 己を知り、他人を知り、人間社会を知る―人は人で磨かれる(私にとって忘れられない上司;「一切の隠しごとはするな」―人生最大のピンチを救ってくれた言葉 ほか)
丹羽 宇一郎 (ニワ ウイチロウ)
1939年、愛知県生まれ。62年名古屋大学法学部を卒業、伊藤忠商事入社。一貫して食料畑を歩む。68年から9年間のニューヨーク駐在、業務部長などを経て、98年に代表取締役社長に就任。99年に約4000億円の不良資産を一括処理しながら翌2000年度決算で同社史上の最高益(当時)を計上し、世間を瞠目させた。「社長任期6年」の公約通り、04年から会長、10年から相談役。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)