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中国古典『孫子の兵法』や諸葛孔明の兵法は、今なお現実のビジネスにそのまま広く応用、実践されている。戦争・軍事という極限状態から絞り出された究極の知恵は、時代を超えて、「人間の本性、生き方、闘いに勝つ方法」をきわめて具体的に教えてくれるからだ。この本も、その意味では、現代ビジネスの「兵法書」である。「米国海軍のお荷物」と蔑視されていたチームを、文字通り一瞬にして「最強のチーム」に大変身させた著者の巧みな人心術は、そのまま毎日の仕事に生かせる。人の上に立つ人、それを目指す人にとって必修の知恵にあふれた書。
1章 問題点を突きとめる「するどい目」
2章 部下を迷わせない、確たる「一貫性」
3章 「やる気」を巧みに引き出す法
4章 明確な「使命」を共有させよ
5章 チームで「負け組」を出さない!
6章 なぜ「この結果か」をよく考える
7章 「合理的なリスク」は恐れるな!
8章 「いつものやり方」を捨てろ
9章 あなたはまだ、部下をほめ足りない!
10章 「頭を使って遊べる」人材を育てよ
11章 永遠に語り継がれる「最強のリーダー」
アブラショフ,マイケル (アブラショフ,マイケル) Abrashoff,Michael
アメリカ海軍史上随一と言われた手腕をふるい、短期間で数々の大成果を上げた元海軍大佐。機能不全に陥っていた戦艦ベンフォルドの艦長に着任すると、同鑑が抱えていたさまざまな人的・組織的問題を解決し、“海軍No.1”と呼ばれるまでに大変革。現在は、その方法論を一般企業で活用するコンサルティング会社を起業し、一流企業に高く評価されている
吉越 浩一郎 (ヨシコシ コウイチロウ)
1947年生まれ。ドイツ・ハイデルベルグ大学留学後、72年に上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパンなどを経て、83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。87年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、92年に代表取締役社長に就任。早朝会議での即断即決経営などを武器に、同社を19年連続増収・増益に導く。2006年に退任し、現在は吉越事務所代表として講演・執筆等で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)