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指を血だらけにしながらも、つらい体験や素直な気持ちをケータイに打ち込んでいく。書いているうちに、つらくて我慢できなくて、でも、読者の励ましでまた書き続ける。ケータイ小説家たちの純粋さ、一途な思い、そして読者との強い絆を、作家本人へのインタビューをもとに描き出します。
美嘉『恋空』;水嶋利子『理由。』;飛鳥『Re:涙雨、』;ナナセ『片翼の瞳』;蓮居くうな『戦場のサレ妻』;SINKA『また会いたくて』;美由『最後の約束』;Saori『腐指』;めぐみ『心の鍵』;Chaco『空』
佐々木 俊尚 (ササキ トシナオ)
1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部中退後、毎日新聞社に入社。東京本社社会部で警視庁捜査一課などを担当し、その後アスキーに移籍。月刊アスキー編集部を経てフリージャーナリストになる。現在、IT関連ジャーナリストの第一人者として各界で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)