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販売、広告、メディアを先端技術で革新し、人々の暮らしを劇的に変えてゆく「ウェブ2・0」。一方、存亡の危機に瀕したTV、新聞、雑誌―。激動のネットビジネス最前線をレポート。その先のビジネスの可能性について、現時点で判断できるすべての要素を加味し、ウェブ2.0の今後の方向性と将来性を、徹底的に洗い直した。書かれている論点は、それらビジネスの実現可能性を包括的にとらえる試みである。
ビジネスとインターネット(amazon―アマゾンが日本のオンラインショッピングを制覇する;Recommendation―お勧め(レコメンデーション)とソーシャル(人間関係)が融合していく;行動ターゲティング―行動分析型広告は過熱し、ついには危うい局面へ;仮想通過―電子マネーはリアル社会をバーチャルに引きずりこむ);インターネット業界(Google―グーグルvs.マイクロソフト 覇権争いの最終決着;Platform―携帯電話キャリアは周辺ビジネスを食い荒らしていく;Venture―日本のネットベンチャーの世代交代が加速する;Monetize―ウェブ2.0で本当にお金を儲ける方法);メディアとインターネット(YouTube―ユーチューブは「ネタ視聴」というパンドラの箱を開いた;動画―動画と広告をマッチングするビジネスの台頭;TV―日本のテレビビジネスはまもなく崩壊する;番組ネット配信―NHKが通信と放送の壁をぶち壊す;雑誌―雑誌とインターネットはマジックミドルで戦う;新聞―新聞は非営利事業として生き残るしかない);コミュニケーションとインターネット(Second Life―セカンドライフバブルの崩壊する時;ネット下流―携帯電話インターネット層は新たな「下流」の出現;Twitter―「つながり」に純化するコミュニケーションの登場;Respect―「リスペクト」が無料経済を収益化する);未来とインターネット(リアル世界―検索テクノロジーが人々の暮らしを覆い尽くす;Wikinomics―集合知ウィキノミクスが新たな産業を生み出す)
佐々木 俊尚 (ササキ トシナオ)
1961年、兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部中退。88年、毎日新聞社に入社。警視庁捜査一課、遊軍などを担当し、殺人事件やテロ事件の報道に携わる。99年、アスキーに移り『月刊アスキー』編集部勤務を経て退社。現在、フリージャーナリストとしてIT・ネット分野を精力的に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)