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Web3.0のステージを制するのは、一体どんなビジネスモデルなのか?
Web3.0のステージを制するのは、一体どんなビジネスモデルなのか?――Web2.0というパラダイムは、極大化されたデータベースの海と、そこから的確に有用なデータを拾い上げるための「UFOキャッチャー」アーキテクチャという二つの層からなっている。データベースが巨大化していけばいくほど、そこから情報を収集・マイニングするためのUFOキャッチャーは高度化していき、高い能力を求められるようになる。しかし、UFOキャッチャーの完成度は発展途上――というのがWeb2.0の世界の現状だ。だからこそ、そこにはグーグルをはじめとする現状のUFOキャッチャーを凌駕し、さらに完成度の高いアーキテクチャを提供していくという新たな可能性も浮上してきている。つまりはグーグルを超えるビジネスモデルの可能性が、そこには存在しているのだ。(「プロローグ」より)
第1章 源流―「おせっかい」なビジネスモデル;第2章 進化―復古運動としてのWeb2.0;第3章 変化―「地主制度2・0」と楽天の岐路;第4章 融合―交差するヤフーとミクシィ;第5章 期待―グーグルを超える「UFOキャッチャー」;第6章 鉱脈―「リアル世界」に進出する日本の検索エンジン;第7章 進出―「無料経済」下の収益モデル;第8章 打破―キーワードは「リスペクト」
佐々木 俊尚 (ササキ トシナオ)
1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部中退。毎日新聞東京本社社会部で警視庁の捜査一課、遊軍などを担当し、その後アスキーに移籍、「月刊アスキー」編集部などを経て、現在フリージャーナリストとして、週刊誌や月刊誌などで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)