|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
白土三平の『サスケ』では、なぜ猿飛佐助は殺されても生き返るのか?その秘密は、佐助が敵の忍者に発した「われらはみんな猿飛だ」という言葉にある!「基本技の共有」という概念から個人と集団の関係を説き、音楽の斎藤メソッド、漫画家の卵が集ったトキワ荘、テレビ番組「スター誕生」、日本の科学界を牽引した「理研」など、才能を増産する仕組みを探る。
あなたは会社や学校に「潰されて」いないか。自分の才能を伸ばすためにはどうすればよいのか。新しい人間関係を構築するための「超」人材育成論。
第1講 猿飛佐助は個性を超える;第2講 ヨハン・クライフとカルロス・ゴーン;第3講 世界的音楽家を輩出した斎藤メソッド;第4講 奨励会というスーパー教育システム;第5講 サッカー選手養成組織 清水FC;第6講 宝塚音楽学校の密封錬金術;第7講 藩校の教育力;第8講 スター誕生!;第9講 漫画家の青春溶鉱炉;第10講 週刊マンガ誌という怪物;最終講義 「なにを研究してもいい」理研を育てた太っ腹キャラ
斎藤 孝 (サイトウ タカシ)
1960年静岡県生まれ。東大法学部卒。同大学教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。2001年、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)が新潮学芸賞を受賞。暗誦・朗誦を打ち出した『声に出して読みたい日本語』がベストセラーになる。著書多数。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)