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故・城山三郎が70歳を過ぎて初めて語りだした、それまで「つらすぎて言えなかった」戦争体験の数々―。平和への痛切な願いをこめて、苦しい記憶を掘り起こしてでも「話さなければならないし、そのために生かされてきた」という思いが、いま最愛の娘によって受け継がれる。
戦争を語らなかった父;母の死と『指揮官たちの特攻』;個人情報保護法に反対する;父の作家活動;カラオケで軍歌しか歌えない;茅ヶ崎は特攻出撃の場所でもあった;父の教育方針;母の手料理と父の作文;ナポレオンの思い出;父が作った「母の居場所」;二十代に書いた現代詩
井上 紀子 (イノウエ ノリコ)
1959年、城山三郎(本名・杉浦英一)、杉浦容子の次女として神奈川県茅ヶ崎市に生まれる。82年に学習院大学文学部国文学科卒業後、同大学院進学。85年、学習院大学大学院人文学研究科(国文学専攻)博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)