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城山三郎は「経済」を恐れなかったが、「文学」を畏れていた―。1万2000冊の蔵書、無数のメモ、書簡、日記…段ボール300箱に収められた未発表資料をもとに描き尽くす、昭和と格闘した作家の生涯。
戦後日本社会に影響を与えた城山三郎が逝って2年。膨大な資料と、私的な文学同好会会員たちの証言などから解き明かす巨人の生涯。
最後の取材旅行;城山メモ;「商い」の父、「皇国」の息子;長き孤独;作家への道;波紋と代償;文壇初年兵;烈しき怒り;疾風怒涛の季節;アメリカに求めた糧;勝負のとき;「城山三郎」という作品;果てしない戦い
加藤 仁 (カトウ ヒトシ)
昭和22年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家として独立。以来、評伝、ドキュメント、ルポルタージュなどを手がけ、生活者の視点から取材執筆活動をつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)