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所有欲を制御するための発想転換こそ、地球の諸問題を解決する近道である。東京大学・松井孝典教授と有識者10人が探る、“レンタル型社会システム”の可能性。毎日出版文化賞受賞の著者が提案する新しい文明論。
「所有の思想」から「レンタルの思想」へ。前世紀型社会から転換するため、著者が10人の有識者と探る新文明論。
人類が生き残るための提言;対談(欲望の倫理学(岩井克人);アメリカの技術信仰に騙されるな(榊原英資);人類にビッグバンが起こっている(中西輝政);おばあさんの誕生(長谷川眞理子);宇宙の発展と文化の論理(鷲田清一);江戸システムが地球を救う(水谷三公);「宗教の隕石学」への挑戦(植島啓司);カオスは脳に宿りたもう(合原一幸);「もう一つのIT革命」でアメリカニズムを超えろ(西垣通);「レンタル」も「イトイ」も芸術だ(糸井重里))
松井 孝典 (マツイ タカフミ)
自然科学者。東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。NASA客員研究員等を経て現職。1986年、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表、世界の注目を集める。専攻は地球惑星物理学。最近はアストロバイオロジーに関する研究を行っている。著書に、『地球システムの崩壊』(新潮選書、第61回毎日出版文化賞自然科学部門受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)